一般社団法人 大川村ふるさとむら公社

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雄大な自然と青空の下で、大川村の明日を創るお仕事です。
私達と一緒に働きませんか?

大川村ふるさとむら公社は昭和60年に設立され、以来大川村の基盤となる公益的な事業を行ってきた団体だ。大川村は古くから鉱山で栄えた村である。昭和初期の最盛期には、4000人の人が暮らす村だった。宿泊施設や劇場などが建ち、相当な賑わいを見せていたという。その後、鉱山の事業所撤退やダムの建設などで人口は激減。人口は1000人を切るまでになってしまった。そんな厳しい時代にあって、「ふるさと」大川村を感じてもらえるようにという想いを込めて設立されたのが大川村ふるさとむら公社だ。今ある大川村の暮らしを守っていこうという思いが込められている。村を守るためにはどうすればいいか、水源や森を守るための事業から、村民の生業を守るための事業まで、ふるさと大川村のためにあらゆる事業を手がけている。現在は、村からの委託を受けて、ごみ収集からやふるさと留学の推進、「はちきん地鶏」の加工・販売、観光まで多岐にわたる業務を行なっている。

企業からのメッセージ
大川村は離島を除き日本で一番人口の少ない村です。平成26年度から高知県と連携し「大川村プロジェクト」を起ち上げ、地域振興に取り組んでいます。また、基幹産業の一つである畜産業の振興は、村の命運を懸けた取組を行っています。また、大川村の財産である山岳観光も積極的に進めていきます。四国山地の素晴らしい自然を感じていただき、お互い共感できる方のお越しを待っています。

企業基本情報

会社名 一般社団法人 大川村ふるさとむら公社
業種 サービス業、農畜産業
設立 昭和60年9月
代表者 代表理事 明坂 健喜
事業内容 1.自然環境の保全及び活動事業
(1)ごみ収集
(2)どんぐり銀行

2.ふるさと村推進事業
(1)ふるさと留学
(2)イベント事務局
(3)ふるさと村民

3.サービス事業
(1)観光
(2)アクティビティ
(3)自然王国白滝の里運営

4.産業振興事業
(1)小水力発電
(2)土佐はちきん地鶏に関する事業

■ホームページ
https://www.sirataki.or.jp/
https://okawafk.or.jp/
本社所在地 高知県土佐郡大川村朝谷26

私と仕事

大川村を支える事業を引き受ける

大川村ふるさとむら公社の仕事は幅広い。ゴミ収集があるかと思えば大川小中学校へ通う山村留学生を受け入れる留学センター事業、観光事業やはちきん地鶏の食鳥処理や営業活動まで。
中でも特に異色なのが、「どんぐり銀行」の事業だ。全国のジブリショップ「どんぐり共和国」などで、どんぐりの実を貯金することができるのをご存知だろうか。個人が口座を開設してどんぐりを預けるという、映画から抜け出してきたような、なんとも夢のあるシステムだ。預けたどんぐりは通帳で管理し、苗木という形で払い戻しができるという。大川村に届くどんぐりは、なんと年間100万個。たくさんの人の想いがこもったどんぐりが大川村で苗木に育てられている。どんぐりを植樹して苗木に育てるという活動は、利用者への払い戻しという意味合いとともに、植樹による山の健全化ということにも一役買っている。こうした活動の意義は大きい。健全な山を作ることが、利水域の生活を守ることに繋がる。ふるさとむら公社がどんぐりを育てている理由はそこにある。

全国にあるどんぐり共和国の中で、この店が本店。


そのほか、廃校になった小学校を活用した「自然教育センター白滝」という宿泊施設を運営しており、山岳観光に訪れた方をはじめ、企業研修などで訪れる方もいる。ふるさとむら公社の事務所やどんぐり共和国の店舗があるのもこちらの施設。カウンターに描かれたトトロのイラストは、スタジオジブリの関係者が訪れた際に下書き無しで描いた一点モノ。白滝の里を訪れた人の目を喜ばせている。
大川村の生活に密着した事業から夢のある事業まで。まさに多様な仕事をこなしているが、根底にあるのは共通した大川村という地域を支えるという強い思いだ。

企業研修に利用するケースも多い「自然教育センター白滝」

私と仲間

村の新たな産業。はちきん地鶏を県内外で売り込む

はちきん地鶏の孵卵から食鳥処理まで、大川村では一貫して村内で行なわれている。養鶏は株式会社むらびと本舗で、食鳥処理から営業・販売はふるさとむら公社で行っている。10年ほど前からスタートしたはちきん地鶏の養鶏事業。当初は養鶏のみで食鳥加工は高知市の業者に委託していたというが、大川村では全ての工程を大川村で行おうと、食鳥処理施設を構え、ふるさとむら公社が行うこととなった。今では、県内で生産されるはちきん地鶏の8割以上が大川村で生産されていて、大川村の一大産業として定着している。大川村は、今後生産量の増加と販路拡大を通して、このはちきん地鶏が大川村の経済を回す起爆剤となることを期待している。

はちきん地鶏

自然の中で育ったはちきん地鶏は、弾力がありファンも多い。

伊東さんは、ふるさとむら公社で土佐はちきん地鶏の営業を担当する職員だ。大川村の出身で、高校卒業後はずっと高知市で仕事をしていた。そんな伊東さんが大川村に帰ってきたのが今年の8月。大川村へ帰ってきたいという思いを抱いていたところに、知人からふるさとむら公社の仕事を紹介されて入社した。
ふるさとむら公社での仕事は、土佐はちきん地鶏の営業に関することだ。「大川村のために何かしたい」という伊東さんの思いと、ブランド地鶏の営業という仕事が合致した。伊東さんは巡り合わせのようなものを感じたという。

はちきん地鶏を世の中に広め、村に貢献したいと語る伊東さん。


伊東さんは、入社後、食鳥処理を一から学び適切な処理を身につけた。そして、はちきん地鶏の美味しさをより多くの人に知ってもらおうとイベント出店や、高知市内の飲食店へ売り込む日々を過ごしている。
伊東さんが営業担当として回ったお店に協力してもらっていることがある。「感想動画」だ。食を知り尽くした飲食店のオーナーたちに、はちきん地鶏を食べてみた感想を述べてもらい、伊東さんはそれをスマホで撮影。その感想動画を大川村の食鳥処理施設のスタッフに共有しているという。自分たちが処理をした鶏肉をどんな人が食べてくれているのか、どんな感想を持ってくれているのかということを目にすることで、仕事に一層前向きに取り組むスタッフが増える。命と向き合う仕事だからこそ、消費者の率直な感想が仕事の喜びに変わる。そうしたお客さんが喜ぶ顔を想像しながら、今日も大川村のブランド地鶏である「はちきん地鶏」を売り出している。

県内外のイベントに参加し、はちきん地鶏を広くアピール。

私と地域

山岳観光を、素の大川村が伝わる観光プランに磨き上げる

大川村出身の近藤さんと、大川村の自然に魅了され移住した三浦さん


近藤さんと三浦さんは、地域資源を活かした観光トレッキングなどの山岳観光のメニュー開発を進めている。大切にしていることは、大川村の歴史や文化、ここでの暮らしが伝わるガイドだ。大川村の豊かな自然だけではなく、どうしたらこの地域のことを知り、好きになってもらえるかということを軸に、様々なプランを提案している。
特に、去年から始まったトレッキングツアーには、大川村の里山を歩くコースを採用した。集落の生活に触れながらゆっくりと歩く5時間半のコースだ。大川村の暮らしは、農業や畜産などで生計を立てる暮らし。その暮らしが色濃く残る集落をコースに組み込み、歩きながら地域に入り込んで楽しんでもらうことが狙いだ。
プラン作成にあたっては、地元の小学生にもコースを歩いてもらった。大川村の小学校には山村留学で地域外から来た児童もいる。山道に慣れない子は、最初は山道を歩くのもままならない。少し進むのにも時間がかかり、どこに足を置いたら滑らないか、などコンクリートとは違う地面に四苦八苦する姿もあった。こうした山の暮らしを知らない、大川村の暮らしを知らない参加者が地域を歩くことによって、山の歩き方、地域のことなど様々な発見をしてもらえる。近藤さん、三浦さんがいいと思う「素のまま」の大川村の魅力を体験してもらえる貴重な時間だ。
一方、地域側からすると、住民が普段から行き来する生活道を外から来た人たちが歩いているということに喜びを感じてもらえるという。高齢化や地域住民の減少などで、最盛期と比べると活気が減ってしまった集落。そこに、外から来た人が歩きに来てくれるということは、地元の人にとっては喜びとともに驚きだろう。「よう来てくれたねぇ」と庭先で干していた干し芋をくれたり、参加者に声をかけてくれたりと歓迎してくれる姿は、プランを作った近藤さん、三浦さんにとっては感慨深い風景。自分たち以上にここで暮らす住民がガイドだと感じることもあるという。
今後も、地域に根ざした観光プランを磨き上げ、大川村の暮らしが伝わる情報を発信していこうと奮闘しているお二人だ。
井野川たてなが集落歩き

井野川たてなが集落歩き。大川村の里山を歩くコースで、昔ながらの暮らしの様子を知ることができる。

山岳観光や企業研修等のプロジェクトリーダー

大川村の財産である大自然をフィールドとした観光事業の推進に関わるお仕事です!
自然に興味があり、情熱を持った体力のある方をお待ちしています。

仕事内容
関係機関と連携し、次の業務等を行います。
1)親子や一般を対象とした、山岳観光ツアーの企画運営
2)企業社員や大学生などを対象とした研修プログラムの企画運営
3)嶺北エリアを中心に多様な団体との連携した新しい展開の創出
4)大川村の未来を考えるワークショップへの参加

雇用形態
正社員

応募資格
高校卒業以上
職種経験・業界経験不問

勤務時間
8:30~17:15(うち休憩1時間)
残業時間:月平均5時間程度(通常時)

給与
月給 140,400 ~ 200,300円

休日・休暇
不定休(週休2日)
時間外労働有り、土日祝の勤務有り
※1ヶ月単位での変形労働時間制を採用しています。

諸手当
通勤手当 1,200~13,000円

福利厚生
健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険 他

その他
車通勤可
村営の保育園(0~6歳)は、保育園費と給食費が無料です。

これまでの社会人経験を活かし、取り組めるお仕事です。
考え方や風習の違いを楽しみながら、それをチカラに変えていける方をぜひお待ちしています。

食鳥処理場(現場処理、受注・経理事務)

高知県の地鶏「土佐はちきん地鶏」に関するお仕事です。
前向きに積極的に頑張れる方なら経験問いません!是非私たちと一緒に大川村の産業を盛り上げていきませんか。

仕事内容
①食鳥処理場 受注・経理事務スタッフ(正社員)
土佐はちきん地鶏の受注・経理事務等

②食鳥処理場 現場処理その他スタッフ(正社員、パート) 
土佐はちきん地鶏の解体・加工・検品作業等

雇用形態
正社員

応募資格
職種経験・業界経験不問
45歳以下(※正社員のみ)、高校卒業以上(※正社員のみ)、普通自動車免許(AT可)

勤務時間
8:00~17:00(うち休憩75分)
残業時間:月平均5時間程度(正社員のみ)

給与
【正社員】 月給 140,400 ~ 200,300円
【パート】 時給 850円

休日・休暇
土日他(週休2日) ※パートは応相談(週4日勤務)
年間勤務日数 109日
年末年始休暇 12/29~1/3

諸手当
通勤手当 1,200~13,000円

福利厚生
健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険 他
※パートは労災のみ
【服装】 解体・加工・検品作業に必要な服装は貸与

その他
車通勤可
村営の保育園(0~6歳)は、保育園費と給食費が無料です。

働きやすい職場です。未経験者の方でも熟練者による指導・応援をしますので安心して下さい。


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