働く環境としては、福利厚生が充実しており、長く安心して働ける病院です。
あなたの力を必要としてます。

本山町立国保嶺北中央病院は昭和20年の設立以来、嶺北地域の人々の暮らしと安全を支え続ける病院だ。同病院は、嶺北地域唯一の公立病院であるとともに、救急の受け入れを行う急性期病院である。急性期から慢性期、そして在宅支援にも対応していて、幅広い医療サービスを24時間体制で提供している。山間に位置するこの地域で、こうした充実した医療を提供する嶺北中央病院の存在意義は計り知れない。
内科、外科、形成外科、脳神経外科、婦人科、泌尿器科、皮膚科の7つの診療科、101名のスタッフで患者様の受け入れを行なっている。「本山町立」であるが、診療圏は本山町、土佐町、大豊町、大川村の嶺北4町村にまたがり、地域医療の中核を担う病院である。

企業からのメッセージ
嶺北地域唯一の救急病院として、急性期から慢性期そして在宅支援へとへき地拠点病院としての役割は多岐にわたります。地域になくてはならない病院として貢献しています。年間の院内行事を通じて職員間の交流を図り、イベントにも積極的に参加し地域の方ともの交流を図っています。
嶺北は、吉野川の上流の恵まれた自然環境の中にあり、本院までは高速道路経由で【高知インターから35分】です。
新人研修は年間計画にそって、個々の成長に応じた支援を行っています。院内研修のほか院外研修にも積極的に参加してもらっています。各部門からの支援を受け、職員全員が成長を支援しています。

じっくりと患者様に向き合う

看護師などの職員には、嶺北地域に住んでいる職員が半数、高知市や近隣の市などから通う職員が半数という割合だという。地域外からの通勤が多いのには、嶺北中央病院は高知ICから車で35分（高速道路使用）と立地が良いこと、嶺北中央病院の理念が影響している。
同病院の理念は、「保険・医療・福祉を一体化した総合医療を行い、まちづくりと地域住民の生活支援に貢献する」「地域住民から信頼される病院づくりを行う」「医療の向上に努め、他の医療機関・関係機関との連携を図る」「急性期医療および救急医療から在宅までの幅広い医療・介護を提供する」ということにある。
こうした理念に共感し、医療現場で一定の経験を積み、じっくりと医療に取り組みたいと嶺北中央病院に転職してくる職員も少なくない。地域密着の病院だからこそ、患者さんと向き合う場面も多く、人と人のコミュニケーションを大切に取り組んでいくことが求められる。看護師として、患者さんの様子を日々観察し、些細な変化に気づき声をかける。そんなコミュニケーションがここでは大切だ。
また、就職してからは先輩職員から丁寧に指導してもらえ、院外で行われる研修などにも積極的に参加することによって、職員のスキルアップを目指している。地域医療の現場では、職員一人一人の能力や経験は重要だ。質の良い医療を提供するためにも、職員の育成に力を注いでいる。
佐古田事務長は「職員には、元気でパワフルな人が多いです。」と言う。モチベーション高く、前向きな姿勢で取り組む職員が多いことで、患者さん一人一人の思いに寄り添った、嶺北中央病院が掲げる「患者様に優しい医療」が実現できているのだろう。佐古田事務長は「広域の医療を担う病院だからこそ、求められるものは多いですが、患者様とじっくりと向き合うことのできる職場です。」と言う。

多様な仲間とともに、地域に開かれた病院づくりを。

嶺北中央病院では、隣接する嶺北高校と折々で交流を持つことが多いという。高知市で地域の産品を販売した学生が、活動で得た収益で車椅子を購入し寄贈してくれたり、花壇の整備を通して病院の美化活動を協働で行なったりと、病院との関わりを大切にしてくれている。地域を担う高校生との継続的な関わりを持つことにより、患者様にも喜んでいただくことができている。
また、本山町で活動する地域おこし協力隊が町内で撮影した写真を展示する、写真展を病院内の通路を活用して行ったことがある。病院という場所が、患者様だけが訪れる閉じた空間とならぬよう、地域の方にも気軽に足を運んでもらえる場所となるよう取り組んでいるという。
こうした地域に開かれた病院づくりの取り組みも、地域住民に嶺北中央病院への関心を持ってもらい、暮らしに近い病院でありたいという思いからだ。そうすることで、病院に対する安心感を抱いてもらい、地域の方々が住み慣れた土地で長く暮らしてもらえる環境を作ることに繋がるという。
このような病院づくりを行うには、職員一人一人の意識改革も重要である。職員間のコミュニケーション、患者様とのコミュニケーションを通して、こうした意識が育まれていくという。そうした人間同士の温かな関わりにやりがいを感じ、職員自身のスキル向上とともに人間力が磨かれていくことを感じることができるのだとか。地域医療を担う嶺北中央病院だからこそ、築くことのできる患者様との関係だ。
嶺北中央病院には、積極的に関わって開けた病院づくりに寄与してくれる、嶺北高校の学生や地元の若者がいる。また、信頼してくれる患者様がいる。こうした地元の温かい眼差しの中で医療とじっくりと向き合うことのできる環境は、なかなか無いのではないだろうか。嶺北中央病院は、この地域になくてはならない病院であると同時に、地域の様々な人が集う病院なのである。

地域医療を守るものとして

近い将来訪れる、さらなる高齢化などの社会的情勢を踏まえて、嶺北中央病院は地域医療の益々の充実に取り組んでいる。具体的には、急性期をはじめ、災害医療や慢性期、住民の健康づくりなどである。診療圏が4町村にまたがっていることから、遠隔診療の検討などにも着手している。嶺北地域にある医療機関はもちろん、高知市の医療機関などと連携しながら、広範な医療サービスの提供の推進に努めている。
また、在宅医療のニーズの増加に合わせて、「時々入院、ほぼ在宅」が可能な地域社会の形成を目指しているという。そのためには、医療にとどまらない患者様への多様なサポートが必要となる。リハビリや食事、社会生活への復帰の支援など。病院内でサポート体制を作り上げ、安心して在宅を選択できるチーム医療の形成に取り組んでいる。
在宅治療が始まって以後、または通所か困難な方々に対しては、訪問診療や訪問介護、訪問リハビリを実施し、手厚い体制で医療にあたっている。
患者様は小児から高齢者まで。産科こそないものの、生まれてから看取りまでをカバーする病院。まさに嶺北4町村の医療の要だ。こうした嶺北中央病院の取り組みが、地域で生き生きと暮らす人が一人でも増やすことにつながり、地域社会の維持に寄与しているのである。

本山町のみならず、嶺北地域の住民に、幅広い医療・介護、保健活動を提供しています。
嶺北地域の暮らしを私たちと一緒に守りましょう！

仕事内容
看護師・准看護師・介護福祉士の専門職

雇用形態
正社員

応募資格
大学卒業以上、業界経験者・職種経験者
（看護師・准看護師・介護福祉士　免許取得者）

勤務時間
8:30～17:15（変形あり）
残業時間：月平均6時間程度

給与
看護師・准看護師　月給　183,900円　～366,500円
介護福祉士　月額152,200円～238,800円

残業代全額支給、昇給年1回、賞与年2回
賃金形態：月給制

休日・休暇
変形労働時間制を採用

諸手当
本山町条例による

福利厚生
健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険　他
社会保険に代わるものとして、高知県市町村共済に加入（地方公務員）

その他
【服装】例　上着　ズボン・靴　貸与
【福利厚生】　ロッカー貸与・職員食堂有
【制度】本山町条例による（退職金制度・有給休暇・退職金共・育児・介護休暇等）